マツダは7日、「アクセラ」の1.5Lガソリンエンジン車(2WD)に、上級機種「15S Touring(イチゴーエス・ツーリング)」を新設するとともに、既存のガソリンエンジン車に先進安全装備を追加するなどの一部改良を加え、9月1日に発売すると発表した。

「アクセラ 15S Touring」

15S Touringは、中高速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で回避または軽減するスマート・ブレーキ・サポート(SBS)や、約30~100km/hの範囲で自動追従走行を可能にするマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、走行時に必要な情報を表示して視線移動や焦点調節を最小限にするアクティブ・ドライビング・ディスプレイを搭載するなど、先進安全装備を充実させたモデル。15S Touringの価格は、213万8,400円(税込)。

「アクセラ 15S Touring」のインテリア

既存機種の一部改良では、「15S」に、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)&AT誤発進抑制制御」と「自動防眩ルームミラー」を標準装備としたほか、「20S Touring L Package」「20S Touring」に、ディーゼルエンジン車専用装備であった「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」と「車線逸脱警報システム(LDWS)」を標準装備化。「20S」では「クルーズコントロール」が標準装備となっている。アクセラのガソリンエンジン車の価格は、192万2,400円~255万9,600円(いずれも税込)。