1986年タカラ(現タカラトミー)から発売されたファミコンゲーム『コンボイの謎』がリメイクされ、『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』として8月7日よりAndroid版の配信がスタートしている。価格は無料。iOS版は、8月9日の配信が予定されている。
伝説のクソゲー、ムリゲーと知られる『コンボイの謎』は、当時「コンボイが死んだ」キャンペーンが行われ、なぜコンボイが死んだのか「君の手でコンボイの謎を解け!」という触れ込みで販売。不可思議なバランスの高難度アクションゲームとして多くの少年の心を打ち砕き、レトロムリゲーランキングの中では常に上位に入るほどカルト的人気を誇っている。
リメイクされた『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』は、アプリゲームで人気の「ランニングアクションゲーム」に姿を変えつつも、 ファミコン時代に味わった理不尽さを再現。20秒生き残れたらプロ級というほどの難易度だという。キャラクターは、オプティマスプライムとバンブルビーの2体から選択。もちろん『コンボイの謎』を踏襲したロボットモードとビークルモードのトランスフォームが可能となる。
操作も2ボタンを駆使した簡単仕様。フィールドエリアに待ち受ける障害物もすり抜ける強力な雑魚キャラやジャンプしたところに出現する障害物キャラ、さらにボスエリアではアニメでおなじみの敵キャラも登場する。さらに宇宙、遺跡、機械都市、迷路などバリエーション豊かなステージが待ち受けているという。FacebookやTwitterとも連動し、ゲーム内ランキングも設けられている。ゲームは、タカラトミーと「秘密結社鷹の爪」のDLEが共同で開発している。
また、タイトルの「キュートランスフォーマー」は、今年で35週年を迎えた「チョロQ」と30週年を迎えた「トランスフォーマー」から生まれた玩具で、チョロQ型のビークルが変形しトランスフォーム。商品は、各自動車メーカーの公式ライセンスを取得しており、手のひらサイズのかわいいコレクションフィギュアとなる。今回の『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』配信に加え、2015年1月からはアニメ放送も予定されている。
なお、8月10日に神奈川県・パシフィコ横浜で開幕する「トランスフォーマー博」では、女優の加藤夏希、ファミコン芸人のフジタ、アニメ監督の石ダテコー太郎、声優の木村良平を招き、『コンボイの謎』や『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』の発表会が行われる。
(C) TOMY / (C) キュートランスフォーマープロジェクト