ダイキン工業は7日、PM2.5やハウスダストといった微小粒子をすばやく検知、除去する加湿ストリーマ空気清浄機「MCK70R」を発表した。発売は9月9日。価格はオープンで、市場想定価格は税別60,000円前後となっている。
MCK70Rは、「高感度ホコリセンサー」を新しく搭載した空気清浄機。これにより微小粒子への反応スピードが従来機種「MCK70P」の約1.6倍となる31秒に向上した。部屋に浮遊する微小粒子をすばやく見つけて、効率よく集じんでき、運転開始から15分後には空気の汚れ具合を従来の約50%に低減する。ニオイセンサーとホコリセンサーがニオイ、大きな粒子、微小粒子(2.5μm以下)を粒子径ごとに識別し、本体のモニターに3段階で表示することで部屋の汚れ具合を分かりやすくした。
集じん力が持続しやすい電気集じん方式を採用。ホコリや花粉を「プラズマイオン化部」でプラスに帯電させ、フィルターのマイナス帯電部に吸着させる。使用開始から10年経っても集じん効率は70%を維持。フィルターに付着した有害物質は、ストリーマ照射によって酸化分解される。
サイズはW395×D287×H620mm、重量は12.5kg。適用畳数は、空気清浄時が31畳(51平方メートル)、加湿時がプレハブで18畳(29平方メートル)。最大風量は1分間に7立方メートルとなっている。カラーはホワイトとビターブラウン。
下位モデルとして、適用畳数25畳の「MCK55R」と適用畳数19畳の「MCK40R」も発表した。MCK55Rはホコリセンサーとストリーマ照射を搭載したモデルで、MCK40Rはストリーマ照射を搭載したモデルだ。価格はオープンで、市場想定価格はMCK55Rが税別50,000円前後、MCK40Rが税別45,000円前後となっている。