8月16日公開の映画『ホットロード』のイベント「夏休みの特別"愛のHR"(ホームルーム)」が6日、東京・清澄の中村中学校・高等学校で行われ、キャストの能年玲奈、登坂広臣(三代目J Soul Brothers)が出席した。

映画『ホットロード』のイベント「夏休みの特別"愛のHR"(ホームルーム)」に出席した三代目J Soul Brothersの登坂広臣(左)と能年玲奈

本作は、紡木たくの同名漫画を原作に、『僕等がいた』などを手掛けた三木孝浩監督が実写化した青春ラブストーリー。寂しさを抱える14歳の少女・和希(能年)は、夜の湘南で不良チームの少年・春山(登坂)に出会う。次第に惹かれ合っていく2人だったが、チームのリーダーになった春山が抗争に巻き込まれてしまう――というストーリーとなっている。

公開を間近に控えたこの日は、女子中高生を招待したイベントに主演の能年玲奈と登坂広臣が登場。能年は「皆さんの制服が素敵で私の目の保養というか有り難い気持ちです。私、凄く制服が好きだし中高生のパワーっていうのがすごく好きなので幸せです!」と話して女子校生を喜ばせ、登坂も「女子校に来ることもないので裏で緊張していたんですけど、今日は来れて良かったです」と笑顔を見せた。

本作の出演依頼があった当時について能年は「原作者の紡木たくさんが私を選んで下さったと聞いて、一役者としてありがたいというか、喜ばしいと思いました」と振り返り、和希を演じた上での苦労したところを「私のキャラクターというかイメージとは全く違う役でしたので、その中で全く違う役というのを私がどう演じればいいのかすごく悩みました。原作ファンの方を裏切らないように忠実にやらなくてはいけないという中で、自分の軸をどう通していくというのかというところで悩みましたね」と話した。

イベントの後半には中高生の質問に2人が答えるコーナーも実施。能年は「学生時代の一番の思い出は?」という質問に能年は「中学生の時にバンドを組んでいて。ずっと熱中してました」と話し、「どうすれば夢を見つけることができますか?」という質問には「慌てる必要はないかもしれないですけど、自分の好きなことに貪欲になることがいいんじゃないかな。頭で考えるよりも取り敢えず飛び込んで下さい!」とアドバイスを送っていた。