現在テレビ東京系ほかにて放送中の特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒の花-』の8月8日放送の第18話「紅蓮」の先行上映会を含むスペシャルイベント「牙狼<GARO>-魔戒ノ花- 媚空NIGHT」が4日、東京・原宿クエストホールで行われた。
イベントには、第18話「紅蓮」より登場する魔戒法師・媚空役の秋元才加、冴島雷牙役の中山麻聖、そして雨宮慶太総監督が登場。『牙狼<GARO>』シリーズ初出演となる秋元は「大人向けの特撮作品ということでファンの方も多く『本当に動けるのか?』といった反応も気になりますが、媚空の成長を見届けてやるという温かい気持ちで観て欲しいです」と話すと、会場は大きな拍手で後押し。弱気な面を見せつつも「劇中で一番かっこいいアクションができたら」と意気込み十分の秋元だった。
過去作の魔戒法師・邪美や烈花を見て役作りを進めたという秋元だが、胸を大胆に強調した媚空の衣装について「衣装もセクシーで、みなさん胸もあって……。私は胸がないからどうしようかなと思ったんですけど。監督が作ってくれたので」と話すと、中山は「迷ったんですが『胸が出てますよ』と言っちゃいました」と告白。雨宮総監督は「これに耐えられないようでは媚空は務まらない」と考えており、秋元も「私もこの衣装を引きずるようならダメだと思い、それ以上にアクションをがんばらなきゃと思えたのはこの衣装のおかけです」と胸を張っていた。
会場から「雷牙」と「クロウ」どちらが好みか? という質問が寄せられ、秋元は悩んだあげくクロウを選択。特にクロウ役の水石亜飛夢は「見た目はクールなんですが、喋ってみると甘えん坊さんの少年っぽさがある可愛らしい方」で驚いたという。秋元の媚空らしいクールで妥協をしない回答にいじけてしまった中山だったが、秋元については「時間があればアクションの確認をされてましたし、すごくストイックな方。秋元さんのアクションの練習動画を見ましたが、中山としても冴島としても危ういなと思いました」と太鼓判を押していた。
「歴代の魔戒騎士のなかで戦ってみたいキャラ」という質問が寄せられた中山は「武器が剣ではない、白夜騎士・打無こと山刀翼。どんな戦い方をするのか気になります」と回答。この答えを聞いた雨宮総監督は「マニアックだな~」と唸っていた。最後に雨宮総監督は「媚空には思い入れがあります。個人的には、媚空の物語を秋元さんが元気にアクションをしていただけるうちに、また撮りたいなと考えています」と媚空を主人公とした新たな物語の構想も明かしていた。