経済産業省 資源エネルギー庁が6日に発表した石油価格調査(4日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い169.4円となり、3週連続で値下がりした。原油価格が下落したのに伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたためと見られる。
都道府県別の動きを見ると、値上がりは3府県、横ばいは12県、値下がりは32都道府県。最も高かったのは鹿児島県の177.2円(前週177.2円)で、以下、長崎県の174.7円(同174.7円)、佐賀県の173.7円(同173.7円)と続いた。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い180.2円と、3週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い147.2円と、同じく3週連続の値下がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より1円安い1,940円と、12週ぶりの値下がり。価格自体は2008年10月27日(1,943円)以来、約5年10カ月ぶりの高水準が続いている。