厚生労働省は6日、2014年5月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、5月時点の生活保護受給世帯は前月比2,852世帯増の160万3,093世帯となり、過去最多を更新した。増加は2カ月ぶり。
生活保護受給者数も前月比5人増の215万9,852人と、同じく2カ月ぶりに増加した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約47%に当たる75万1,363世帯(前月74万9,370世帯)でトップ。以下、その他の世帯が28万3,371世帯(同28万3,249世帯)、傷病者世帯が26万9,249世帯(同26万9,459世帯)、障害者世帯が18万3,418世帯(同18万2,635世帯)、母子世帯が10万7,872世帯(同10万7,675世帯)と続いた。