三井住友銀行はこのたび、太陽光発電事業を計画している顧客の幅広い資金調達ニーズにタイムリー且つスピーディーに対応するため、定型商品「SMBCソーラーローン」の取扱いを開始した。
太陽光発電事業については、2012年7月より開始された再生可能エネルギーの固定価格買取制度を受け、新規に参入する企業は増加傾向にあるという。
固定価格買取制度の認定を受けるには、土地の取得・賃貸等により場所が決定されており、且つ設備の発注などにより設備の仕様が決定していることなど、事業の実現性が確保されていることが前提となっている。
同行はこれまでも太陽光発電事業を営む顧客に対し、プロジェクトファイナンスなどの組成を行ってきたが、このような背景のもと、2000kW未満の太陽光発電案件を対象に「SMBCソーラーローン」を提供することとしたという。
「SMBCソーラーローン」の主な条件
資金使途:太陽光発電設備開発資金(発電容量2000kW未満、土地の造成工事費用を含む)
貸出金額:5000万円以上5億円未満
貸出期間:最長16年
手数料 :貸出金額の2%(消費税込)
三井住友銀行では、今後とも顧客の多様化するニーズに幅広く応えることができるよう、より一層商品の充実に取り組んでいくしている。