教員志望の学生のための情報ポータル「教員ステーション」を運営するトモノカイは5日、学生のグローバル化に関する認識についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は6月23日~29日の期間、同ポータルを利用している大学生、大学院生を対象に実施。130名より回答を得た。
将来グローバル人材に"ぜひ"なりたい学生は54%
「自分の将来にグローバル化の影響があると思うか」を尋ねたところ、全体の87%が「ある」と回答。
「将来グローバル社会で通用する人材になりたいと思うか」という問いには、54%が「ぜひなりたい」、29%が「できればなりたい」と回答している。
「グローバル人材になりたい理由」としては、「英語教員を目指しており英語教員を目指す上で、英語力やその世界の国々の社会背景を理解することは必須」「多くの人と交流することで、今まで気づかなかった発見がある」「今度日本国内のみで仕事を行うことは難しいと思う。そんな中で日本人であることに誇りを持って、世界で通用する人になりたい」といった声が寄せられた。
「グローバル人材の育成について大学や大学院に要望すること」については、「英語、特に会話やディスカッションなどコミュニケーション能力を身につける場を拡充して欲しい」「自国の文化や言語の深い理解を提供するような教育も要望したい」「他国の大学との積極的な交流や留学制度の充実」などがあげられた。