『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』で知られるティム・バートン監督の最新作『BIG EYES(原題)』が、2015年1月より日本公開されることが5日、明らかになり、初の場面写真も公開された。
本作は、1960年代のアート界に衝撃を与えた「BIG EYES」シリーズを巡る、実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻が実際に引き起こしたスキャンダラスな事件を描いた映画。自らも「BIG EYES」シリーズを愛し、コレクターでもあるティム・バートン監督が、アート界を揺るがした事件を描く。
「BIG EYES」は、1950年代~60年代に世界中でブームとなった、どこか悲しげな大きな目をした子供を描いた作品。作者のウォルター・キーンは美術界の寵児として注目を浴びるが、実はその絵を描いたのは、内気な性格の妻マーガレットだった。偽りの日々は長く続かず、「BIG EYES」を守るためにマーガレットは真実の公表を決意する。
マーガレット・キーンを演じるのは、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた女優のエイミー・アダムス。そして、『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優のクリフトフ・ヴァルツが、ウォルター・キーンを演じる。
なお、「ティム・バートンの世界展」の開催も決定。2014年11月1日~2015年1月4日に東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、2015年2月27日~4月17日には、大阪のグランフロント大阪にて行われる。
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