旅館やレストランを運営する龍名館は8月1日、東京・御茶ノ水に「『日本茶』を『入れる』『食す』」をコンセプトにしたレストラン「GREEN TEA REATAURANT 1899 OCHANOMIZU」をオープンした。
お茶を使ったスイーツも
同店は、同社が8月1日に開業したホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」に併設したレストランで、1日を通して「日本茶」を使った料理やスイーツを中心に提供している。
6:30~11:00は、朝食メニューを提供。おかわり自由の茶飯と、ほうじ茶とカツオのだしを合わせた特製だし、薬味と具材がセットとなった「出汁が命の8種類のお茶漬け」を販売する。具材はウメやサケ、焼きサバなど8種類から選べ、薬味は、ノリや柴(しば)漬け、ワサビなど5種類が付く。夏は、お茶とだしを冷やした"冷やし茶漬け"も楽しめる。価格は500円。
11:00~15:00はランチメニューを提供する。特製だしを使った「特製鯛茶漬け」(880円)や、プラス50円で特製だしを付けられる「7種の造り魚 たたき丼」(980円)、週代わり定食(880円)や「こだわりのやまと豚丼」(880円)などを用意。
14:00~17:00のカフェ営業では、お茶をいれる専属スタッフ「茶バリエ」がサービスを行う。湯の温度管理をしながら、茶葉に合わせて抽出時間を変え、茶葉にふさわしい温度といれ方でお茶を提供する。提供する茶葉は、「茶バリエ」らが実際に産地を視察して厳選した10種類の日本茶となる。
飲む茶葉を選んだ後は、約50種類の湯のみ茶わんを陳列した棚から、好みの茶わんを選べる。「茶バリエ」に相談すれば、"茶葉にあった湯のみ"の紹介もしてもらえるという。なお、茶わんは季節ごとに入れ替える。
また、カフェ営業中には、手作りのプリンを徳島県・大谷焼の"プリン壷"に入れて提供。そのほか、ほうじ茶のアイスや抹茶金時、ひき茶アイスをのせる米粉のパンケーキ「1899米粉もちもちパンケーキ」なども用意している。
17:00~23:00は、抹茶を使った緑のポテトサラダ、煎茶のドレッシングを使ったサラダ、抹茶のみそをソースに使ったステーキなど、茶を使った料理を販売。抹茶を独自ブレンドした「1899 抹茶ビール」も提供している。
また、「食前茶」として「茶バリエ」が日替わりで選ぶお茶をおちょこに入れて提供するほか、食後やお酒のシメとしても、客の気分に合わせたお茶を提供する。
平均単価は、朝食で500円、ランチで880円~1,150円、カフェで800円、ディナーで5,000円とのこと。所在地は、東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル1F。
※価格は全て税込