WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」は8月2日、東京・南青山に「TOBICHI」をオープンした。
オープニング企画には陶芸家・福森雅武氏が
「ほぼ日刊イトイ新聞」は、「糸井重里が主宰する、インターネットで毎日お送りする、ちょっとほかにはない、たのしい新聞」をコンセプトに運営するWEBサイト。有名人へのインタビューやコラムのほか、読者参加型のコンテンツ、編集部が構成・取材した記事などを掲載している。
同店は、「店舗」と「ギャラリー」、「イベント会場」を兼ねるという複合スペースとなる。同店での催しは、基本的に「ほぼ日」が作家やグループに声をかけて実行するという。その際、作家やグループが使用料・手数料を負担することはないとのこと。
建設デザインのコンセプトは、「30歳くらいの特にお金もコネもない人が、一所懸命になにかやりたくてつくった場所」。使用している家具などには、天然の素材で建築物をつくる「三角屋」の"兄弟のような会社"であるという「六角屋」の製品を使用。今後は、それらの製品もその場で発注して買えるようになるという。
同店ではオープニング企画として、8月2日~10日に「福森雅武のあそび部屋」を開催する。「土楽」7代目当主の陶芸家である福森氏が普段"あそび"として行っている、花をいけたり、書を書いたり、絵を描いたりといったことを同店で行うという。また、同氏の器や花器などの陶芸作品も購入できる。
陶芸家の福森雅武氏 |
陶芸作品 |
「福森雅武のあそび部屋」は、会期中11:00~18:00に開催。会期中は無休で、福森氏は8月5日、6日、9日に在廊予定となる。
同店では他にも、閉店した南青山の喫茶店「大坊珈琲店」の1日限定のイベントや、「ほぼ日手帳2015」のラインアップを見たり触ったりできる催しを企画中だという。両イベントとも、8月下旬の開催を予定している。
同店で行われる展示会やイベントについては、随時公式WEBページで発表する。また、WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で、同店で起こった出来事を取り上げていくとのこと。
同店の所在地は、東京都港区南青山4-25-14。開店時間や閉店時間は、催しにより異なる。