MMD研究所は8月4日、スマートフォンの通話、利用料金に関する調査結果を発表した。同調査によると、回答者のスマートフォンの月額料金は平均6,514円で、適正だと思う月額料金は平均4,045円だったという。
同調査は、スマートフォンを所有する20代から50代まで892人を対象に実施したもの。期間は7月10日から14日まで。
まず回答者892人にスマートフォンの月額料金を聞いたところ、平均で6,514円だった。また、64.5%がスマートフォンの月額料金に不満を感じており、適正だと思う価格の平均は4,045円だった。
続いて、キャリア番号(090/080/070から始まる番号)以外の通話サービス・アプリの利用について聞いたところ、58.9%がキャリア番号以外のサービス・アプリを利用したことがあると回答した。回答の中で最も多かったのが、「LINE電話」(75.0%)で、「Skype」(33.9%)、「楽天でんわ」(11.8%)と続いた。
また、キャリア番号の必要性について聞いたところ、「とても必要」「どちらかと言えば必要」を合わせた87.5%が"必要"と回答した。必要だと思う理由については、「時々使用するので念のため」(35.3%)が最も多く、次いで「公共サービスの登録で必要」(33.0%)、「万一かかってくる時のため」(29.0%)だった。
このほか、格安SIMカードの認知についても調査した。結果は全体の84.1%が「よく知っている」または「だいたい知っている」「名前を聞いたことがある」と回答。格安SIMカードが今後普及するかについては、49.9%が「普及すると思う」または「まぁまぁ普及すると思う」と答えた。また、格安SIMカードの非利用者に利用しない理由を聞いたところ、「どのSIMを選んでよいかわからない」(34.8%)が最も多く、次いで「携帯会社との契約が残っている」(33.9%)、「サポートが不安」(20.0%)だった。