ファーストリテイリングは4日、2014年7月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、7月の既存店売上高は前年同月比4.8%減となり、9カ月ぶりに前年を下回った。
7月は、台風上陸や豪雨などの天候不順が影響して、客数が前年を下回ったため、既存店売上高は減少したという。
直営店の売上高は前年同月比2.9%減、直営店とダイレクト販売(通信販売と法人向け販売の合計)の合計売上高は同2.5%減となり、ともに9カ月ぶりのマイナスとなった。
客数は、既存店が前年同月比12.0%減と6カ月連続の減少、直営店が同10.1%減と2カ月連続の減少、直営店とダイレクト販売の合計が同9.9%減と同じく2カ月連続の減少となった。
客単価は、既存店が前年同月比8.2%増、直営店が同8.0%増、直営店とダイレクト販売の合計が同8.2%増と、いずれも10カ月連続の増加となった。
なお、既存店は前期期首から期末まで通年で稼働した店舗。直営店は既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計となる。