高知県高知市追手筋の追手筋本部競演場などで、南国・土佐の真夏のフェスティバル「第61回よさこい祭り」が行われる。開催期間は8月9日~12日で、9日は祈願祭、よさこい祭り前夜祭、納涼花火大会を開催。10日・11日によさこい祭り本番、12日によさこい全国大会、よさこい後夜祭が行われる。

町中が祭り一色に

全国46チームが集結するよさこい全国大会も

同祭りでは高知市内16カ所の競演場・演舞場などで、衣装や踊りに工夫を凝らした約190団体、2万人程の踊り子が街を練り歩く。踊り子隊を先導する装飾トラック「地方車(じかたしゃ)」も見どころのひとつで、毎年全国から多くのよさこいファンが集まるという。

また、高知市柳原鏡川河畔、みどりの広場では「高知市納涼花火大会」を開催(荒天の場合は13日の同時刻に延期)。スターマインや仕掛け花火、全長650mものナイアガラなど、約4,000発の花火が夜空を彩る。

そのほか、最終日には「よさこい」を通した文化の交流を目的に「2014よさこい全国大会」を実施。埼玉県「朝霞彩夏祭連合チーム関八連」や、千葉県「礼神伝SHALL稲毛」、東京都「ぞっこん町田'98」、石川県「白鷺童子」、岐阜県「半布里」、愛知県「よさこい鳴子連 今日一屋」、奈良県「倭乃國」など、全国の46チームが参加する。なお、会場によって開催時間が異なる。