広島県広島市中区中島町の元安川親水テラスで、1万個のとうろうを流す「ピースメッセージとうろう流し」が行われる。開催日時は8月6日、18時~22時(受け付けは21時ごろ終了)。
原爆の残り火を使ったとうろうで恒久の平和を
8月6日の「平和記念日」に行われる同イベントでは、約1万個の灯ろうを市内の川へと流し、原爆、戦災、一般死没者の霊を慰めるとともに、世界へ平和のメッセージを発信し恒久平和を祈願する。
当日のスケジュールは、17時30分からの流灯式(セレモニー)を行い、18時からとうろう流しをスタート、21時30分に終了する予定。また、とうろう流しの種火には、召集で広島県内の駐屯地にいた山本達雄氏が、まだくすぶっていた火をカイロに移して持ち帰った「原爆の残り火」を使用している。受け継がれた火は2001年から同イベントで使われているとのこと。