アイドルグループの嵐が2日、日本テレビ系バラエティ番組『嵐にしやがれ』(毎週土曜22:00~22:54)でサッカー日本代表の内田篤人選手と人生を語り合い、櫻井翔が「俺もニノも大野も、(嵐を)やりたくなかった」とデビュー当時の気持ちを明かした。
今回、嵐の5人は、ブラジルW杯を戦ったサッカー日本代表の内田篤人選手を迎え、東京・原宿でお疲れさまパーティーを開催。代表引退報道で注目を集めた内田選手が「長い間、代表、俺どうなのかなって思っていて、ブラジルが終わったら考えると代理人と約束していた。今考え中です」と状況を伝えた。そして、「答えが出るか出ないかって言ったらわからない」と言うと、櫻井が「決めなくていいんじゃないの?」とアドバイス。「決めなくていいんですかね」と言う内田は、「そういうの(引退)考えたりしないですか?」と嵐に投げかけた。
そこから、嵐のデビュー当時の話になり、松本潤が「フジテレビのバレーボールのイメージキャラクターとして歌うという仕事がデビュー」と振り返り、櫻井は「直前まで相葉(雅紀)君がいなかったから、ニュアンスとしては大久保(嘉人)さんみたいな感じ」と、ブラジルW杯でサプライズ召集された大久保選手に相葉を例えた。相葉本人も、話があったのは「デビューする3日前くらい。『YOUパスポート持ってる?』って言われて。何人か声をかけたあとの俺だったのかもしれない(笑)」と語った。
そして、当時ジャニーズJr.に100人弱くらいいる中で選ばれた5人だが、櫻井は「俺もニノ(二宮和也)も大野(智)も、(嵐を)やりたくなかったのになっちゃった。2人(松本と相葉)はやる気あったんだけど」と、デビュー当時は3人がやる気なかったことを明かした。そして、「最初のころは整理つかないこともあったけど、立たされている責任じゃないけどなんだろうね」と、徐々に気持ちが変わっていったという。
今では固い絆で結ばれている嵐の5人。「よかったんですかこの5人で?」という内田選手の質問に「よかったよ」と迷わず答え、「1人(メンバーを)チェンジできるとなったらどうします?」という質問に「1人チェンジしちゃうと嵐にならない」(櫻井)、「バランス変わっちゃう」(松本)、「なくなるだろうね」(二宮)と言うなど、この5人でこその嵐だと語った。