みなさんこんにちは。お掃除会社ワンズコピーの佐和田久美です。毎日暑い日が続いていますね。今回はそんな暑い日の味方!エアコン掃除のお話をします。
エアコン掃除、してますか?
みなさんはエアコンのお掃除はされていますか? 弊社のお客様は一回ご利用頂くと、約2年に一度はエアコン掃除をリピートされます。なぜなら、エアコン高圧洗浄後の汚水を見て驚くから。
エアコンは私たちお掃除業界では「カビ噴射機」と言われています。目には見えにくいのですが、実はエアコンの内部はカビだらけ。「あ~暑い! スイッチオン!」、冷たい風に乗って部屋中カビや胞子がまき散らかる……という感じです。エアコン掃除をして気持ちの良い涼しい風を感じたいですね。
「エアコンのお掃除はマメにしている」という人も、よくよく聞くと、やっているのはフィルターのお掃除のみ。フィルターはほこりやダニ、カビが多く潜んでいるのでここはマメに行うのは正解ですし、節電にもなりますね。ただ、ここだけで安心してはいけません。カビはエアコンの内部奥に多く潜んでいます。
お掃除業者さんに依頼すれば奥の奥まで高圧洗浄機で丸洗いしてくれますが、まずは 自分たちでできる簡易清掃をしてみましょう。消毒用エタノールを使って、エアコン吹き出し口をキレイに、また、除菌もしましょう。
■やり方
①電源を抜く(清掃中に万が一作動したら大変危険です。必ず抜いてください!)
②表面カバーを上げてフィルターを外す
③フィルターのほこりを掃除機で吸った後、流水でブラシを使って洗う
④作ったお掃除棒に消毒用エタノールを吹きつけ(エアコン本体に直接噴霧は避けてください)、エアコンの噴き出し口にスポンジを出し入れして拭き掃除をする
結構奥までお掃除が可能です
■お掃除棒の作り方
①スポンジのざらつく部分を手で裂いて取り除き、柔らかい部分だけにする
②割り箸にスポンジの柔らかい部分を巻き付ける
③輪ゴムで2カ所止めて、出来上がり
■カビ予防のポイント エアコン内部にカビが発生するのは、暖かい湿った空気を吸って変わりに冷たい風を出すから。カビ予防には、エアコンを使用後すぐに電源をオフにせず、20分ほど内部乾燥をするのがおすすめです。機種によってはリモコンに内部乾燥というボタンもありますが、ない場合は送風で20分ほど運転し、スイッチを切る。この作業を心がけてくださいね。
<著者プロフィール>
佐和田久美
1971年東京都出身
日本医学院歯科衛生士専門学校卒業
NPO法人日本ハウスクリーニング協会認定指導員
株式会社ワンズコピー代表取締役
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