トリドールは8月1日から9月23日の期間限定で、全国の「丸亀製麺」店舗にて夏の新メニュー「肉盛りうどん」を販売する。その味は、記者発表会・試食会で"百獣の王"ことタレントの武井壮さんも絶賛。筆者も武井壮さんの隣で味わってきたので、その感想をお届けする。
「肉盛り」単品の提供も
「肉盛りうどん」(並: 590円、大: 690円)は、牛肉とスライス玉ねぎを甘辛く煮込んだ「肉盛り」を、うどんと共に別皿で提供するセットメニュー。
うどんの種類は、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜揚げうどん」から選べ、さらに「かけうどん」「ぶっかけうどん」では温・冷の2タイプから選べる。これらのセットメニューのほか、「肉盛り」単品(400円)でも販売するので、好きなメニューと組み合わせることが可能だ。
試食会の前に行われた記者発表会では、同商品のテレビCMに出演するタレントの武井壮さんが登場。「肉盛りうどん」を試食する場面では、無言で肉とうどんを食べ続け、「うまい。(発表会の)進行を忘れるくらい食べちゃいますね」とコメントした。
ボリュームも、味わいの変化も楽しめる
発表会の後に「丸亀製麺」店舗で行われた試食会では、筆者は「肉盛りうどん(釜揚げ)」と「肉盛りうどん(ぶっかけ・冷)」の2品を試食した。
まずは「肉盛りうどん(釜揚げ)」から。「釜揚げうどん」は、ゆでたての麺を釜から直接桶(おけ)に入れて提供する、同店一押しのメニューだ。トッピングや無料の薬味は、別添えの「つけだし」に入れて味わうのがおすすめだという。
運ばれてきた「肉盛りうどん」を見て、「肉盛り」のボリュームに驚いた。肉と玉ねぎが皿にこんもりと盛られていて、「肉盛り」だけでも十分な食べごたえがありそうだ。
「肉盛り」だけを食べてみると、しょうゆベースの甘辛い味わい。濃い目の味が具材によくしみていて、玉ねぎのしゃきしゃきとした食感も心地よい。
続いて、つけだしと麺と一緒に食べてみる。「肉盛り」がつけだしと絡むことで、だしと肉汁のうま味、「肉盛り」の甘辛さがほどよく調和した麺によく合う味わいに変化した。
さらに、ネギやショウガなどの薬味も加えれば爽やかに、トッピングの温泉玉子(60円)を割ればまろやかにと、さまざまな味の変化を楽しめる。
続いては、「肉盛りうどん(ぶっかけ・冷)」を。「ぶっかけうどん(冷)」は、水で締めたコシのある麺に、濃い目の冷たいだし汁をかけて味わううどんだ。
早速、「肉盛り」と合わせていただいてみた。冷たいだしと合わせると、ネギやショウガ、すりゴマといった薬味がより鮮やかに香りたつ。清涼感がありながらも、「肉盛り」の甘辛さやダシの風味をはっきりと感じられる一品だ。「釜揚げ」と同じく、トッピングに温泉玉子をつけるのも同店のおすすめとなっている。
たっぷりの「肉盛り」がトッピングや薬味、だしと組み合わせることでその味わいをさまざまに変化させる「肉盛りうどん」。ボリュームだけでなく、飽きのこない味わいも楽しめるメニューだった。
余談だが、筆者の隣の席では、急きょ試食会にも登場した武井壮さんが「肉盛りうどん」を味わっていた。記者発表会でも、進行をやや逸脱した食べっぷりを見せていた武井さん。ボリュームたっぷりの「肉盛りうどん」をあっという間に食べ終えると、「うまい!」と言い残し、店舗スタッフや報道関係者に丁寧にお礼を述べてその場を去っていった。
"百獣の王"も夢中になる「肉盛りうどん」。ぜひ味わってみてはいかがだろうか。
※価格は全て税込