平日に外出するとき、その目的地はパターン化するものだ。通勤/通学ルートはもちろんのこと、買い物に出る街も決まっていることが多い。会社の営業マンにしても、新規先より得意先のほうがパターン化しやすい。電車など公共交通機関のルート案内を調べるにしても、毎回同じ駅名を入力することが多いのではないだろうか。

iOSの場合、SafariまたはSpotlightの検索バーに「○○駅から△△駅まで」と入力すると、Googleの検索サービスを利用してかんたんに乗り換えルートを調べることができる。そこに「14:30出発(到着)」などと時刻をくわえれば、基準の出発(到着)時刻も指定可能だ。

専用アプリを使うのであれば話は別だが、Googleの検索サービスでじゅうぶんというのであれば、『メモ』などのアプリによく使う出発地・目的地の駅名を登録しておこう。しかも、検索フィールドへコピー&ペーストしやすい状態で用意しておけば、乗り換えルートを調べるたびに入力しなおす手間が減る。出発駅は入力しておくが到着駅はブランク、あるいはその反対などいくつかのバリエーションを用意しておくといい。出発(到着)時刻をいくつか用意しておけば、なおいいだろう。

ペーストする先はSafariでもいいが、起動のひと手間を考えるとSpotlightのほうがいい。ペーストしたあと「Webを検索」をタップすれば、乗り換えルート検索がSafariの画面に表示されるはずだ。

操作手順をカンタン解説

1 『メモ』などのアプリに、Googleの乗り換えルート検索サービスの書式にあわせた文字列(○○駅から△△駅まで)をいくつか用意しておき、必要なときコピーする

2 ホーム画面の適当な位置を下方向へフリックしてSpotlightを表示し、先ほどコピーした文字列をペースト、「Webを検索」をタップする

3 これで、毎回駅名を入力せずにGoogleの乗り換えルート検索サービスを利用できる。ある程度パターン化しやすいルートを登録しておくと便利だ

(提供:iPad iPhone Wire)