トヨタ86ラリーカー「GT86 CS-R3」プロトタイプ車がWRC第9戦にてデモ走行

トヨタ自動車は31日、トヨタモータースポーツ(TMG)が独自開発中の86ラリーカー「GT86 CS-R3」のプロトタイプ車が、8月21日～24日の期間にドイツで行われる世界ラリー選手権第9戦でデモ走行をすると発表した。

デモ走行を行うトヨタ86ラリーカーは、WRCのR3カテゴリーに適合するよう開発中のもの。今回は、90年代後半に「セリカGT-Four」に乗りWRCで活躍した女性ラリードライバーのイゾルデ・ホルデリートさんがドライブし、コースの安全を確認するために各ステージを先行走行する。

また、プロトタイプ車としての評価と、ホモロゲーション(認証)取得前の最終仕様確定に向けた改良も目的とのこと。今後、この86ラリーカー「GT86 CS-R3」は、ヨーロッパにてプライベーター向けに販売が予定されている。