ウェブペイは31日、"数行のコードでかんたんに導入できる"カード決済システム『WebPay』の1取引あたりの処理手数料を、2014年8月1日から完全無料にすると発表した。

これまでJCB、American Express、Diners Clubに対しては、1取引あたり3.40%の決済手数料に加え、『WebPay』側の処理手数料10円が発生していたが、今回の『WebPay』料金改定により処理手数料を無料にする。

これにより、2014年3月からすでに処理手数料を0円としていたVisa、MasterCardとあわせて、5大カードブランドすべての処理手数料が無料になる。「そのため、デジタルコンテンツやサービスを提供する事業者の少額決済にも利用しやすくなった」(ウェブペイ)としている。

今回の料金改定は、月額費用無料のスタータープラン、月額費用有料のプロプランのどちらでも、2014年8月1日からのトランザクション(取引)に適用される。

『WebPay』は、ECサイトやウェブサービス、モバイルアプリ向けのカード決済サービスで、数時間で組み込める簡単なAPI、最短3営業日の審査期間、カード情報を加盟店側で処理・伝送・保存しないセキュアな決済システム、を特長としているという。「誰もが低価格で使える透明性の高い料金体系により、スタートアップから大企業まで幅広い企業に支持されている」(ウェブペイ)としている。