クリスチャン・ベールが旧約聖書の英雄モーゼを演じるリドリー・スコット監督最新作『エクソダス:神と王』(原題:『Exodus:Gods and Kings』)が、2015年1月に日本公開されることがこのほど、明らかになった。

リドリー・スコット監督(左)とモーゼを演じるクリスチャン・ベール(右)

旧約聖書の『出エジプト記』を基にした本作は、紀元前1300年、栄華を誇った最強王国エジプトに、たった一人で立ち向かった英雄モーゼの物語。王国で養子として育てられたモーゼは、兄弟同然に育てられたエジプトの王、ラムセスに反旗を翻し、40万のヘブライの民を救うため、"約束の地"を求める旅に出る。

そして、砂漠を舞台にしたエジプト軍との戦い、エジプト全土を襲う災い、有名な紅海の海割れなどが壮大なスケールで描かれ、預言者モーゼと、狂気の王となったラムセスを中心とする英雄物語は、胸を打つ感動的なストーリーに仕上げられている。

主人公モーゼを演じるのは、『ダークナイト』シリーズ、『ザ・ファイター』で知られるクリスチャン・ベール。ラムセスは『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャッビー』のジョエル・エドガートンが務め、さらに、ベン・キングズレー、アーロン・ポール、シガーニー・ウィーバー、ジョン・タトゥーロら実力派俳優陣が名を連ねる。

『グラディエーター』でアカデミー賞に輝いたリドリー・スコット監督は、本作について「ストーリーや登場人物の目線から作品と向き合いながら、モーゼという歴史上の人物にデリケートかつ深く踏み込みつつ、(スコット監督作品として)過去最大の予算を投じた」と話している。

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