資生堂は、7月8日~11日にかけて、20~50代のビジネスパーソン2,400名を対象に、ニオイに関する実態調査を実施した。
自分の発しているニオイを6割が不安に思っている
職場の身だしなみとして気をつけている・ケアしていることを聞いたところ、「自分の体から発するニオイ」が42.2%で最も高かった。次いで「汗(42.1%)」、「ヘアスタイル(39.8%)」となっている。男女別に見ると、男性は「ひげ(44.6%)」、「汗(37.5%)」に次いで3位が「自分の体から発するニオイ(37.0%)」、女性でも「ヘアスタイル(50.7%)」、「服装(49.1%)」に次いで3位が「自分の体から発するニオイ(47.8%)」だった。
自分の発しているニオイ(口臭以外)に対して不安に思うか尋ねると、57.7%が「非常にそう思う+そう思う」と回答した。男女別では、男性が52.7%、女性が64.0%で、女性の方が男性に比べより不安感が大きいことがわかった。
職場の男性に対して(加齢に伴う)年齢特有のニオイを感じたことがあるか聞くと、全体で63.5%が「ある」と回答した。職場の女性に対しても35.9%が「(加齢に伴う)年齢特有のニオイ」を感じていると答えている。「他人の加齢臭」を感じたことがあるか聞くと、72.8%が「ある」と回答した。
「加齢臭」はどのようなニオイか例えてもらったところ、男性は「脂っぽいニオイ(36.0%)」、「もわっとしたニオイ(28.0%)」、女性は「もわっとしたニオイ(19.9%)」「酸っぱいニオイ(14.9%)」が上位項目として挙げられた。加齢臭は男女共通で、「もわっとしたニオイ」と捉えられているようだ。