経済産業省 資源エネルギー庁が30日に発表した石油価格調査(28日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い169.6円となり、2週連続で値下がりした。
原油価格の値下がりに伴い、石油元売り会社が卸売価格を引き下げたためとみられる。なお、価格自体は2008年9月29日(170.2円)以来、約5年10カ月ぶりの高値が続いている。
都道府県別の動きを見ると、値上がりは5府県、横ばいは10県、値下がりは32都道府県。最も高かったのは鹿児島県の177.2円(前週177.4円)で、以下、長崎県の174.7円(同175.2円)、佐賀県の173.7円(同173.7円)と続いた。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円安い180.4円と、2週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.1円安い147.4円と、同じく2週連続の値下がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週と同額の1,941円と、3週連続の横ばい。2008年10月27日(1,943円)以来、約5年9カ月ぶりの高水準が続いている。