ヤマハ発動機は30日、同社の車両用車体制振ダンパー「パフォーマンスダンパー」が、29日に発表されたレクサス初のコンパクトクロスオーバーSUV「NX "F SPORT"」に採用されたと発表した。
パフォーマンスダンパーがレクサスの車両に搭載されるのは、「CT200h "Version L / C"、"F SPORT"」「RX450h / 350"F SPORT"」「HS250h」に次いで4車種目となる。
パフォーマンスダンパーは、乗用車の前後主要部に設置する車体制振ダンパー。通常、乗用車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じるが、同ダンパーは車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させる機能を持つ。これにより、車体の過大な変形速度が抑制され、通常走行時における快適性はもちろん、高速走行時においても高い運動性と安定性を両立させることが可能になるという。