Skypeアプリケーションなどを利用し、スマートフォンやタブレットで受講できる英会話サービスが増えている。本稿ではMMD研究所が実施したオンライン英会話に関する調査結果について紹介する。
同調査は、20代から50代の男女562人を対象に実施したもの。調査期間は7月14日から18日まで。まず、前回答者に英語学習の必要性について聞いたところ、32.4%が「とても必要だと感じる」、42.5%が「やや必要だと感じる」と回答。74.9%が「英語学習が必要」と考えていることがわかった。
さらに、現在、英語力向上のために何か行っているか聞いたところ、67.3%は「何もしていない」と回答した。何もしていないと回答した人(378人)に、その理由を聞いたところ、最も多かったのが「費用がかかる」で46.0%、次いで「すぐに学習しなければいけない環境にない」(36.5%)、「時間がない」(34.4%)だった。
続いて、オンライン英会話サービスの認知度を聞いたところ、「知っている」と回答したのは21.9%だった。また、認知度の高いサービスとして、「DMM英会話」(58.5%)、「レアジョブ英会話」(42.3%)、「産経オンライン英会話」(19.5%)などが挙がった。
このほか、今後のオンライン英会話の普及について聞いたところ、47.2%が「普及すると思う」または「やや普及すると思う」と回答。オンライン英会話サービスを選ぶ際に重視する点では、68.7%が「料金の安さ」、53.0%が「講師の質」、30.1%が「予約のしやすさ」と答えた。
MMD研究所では、今回の調査結果をふまえ、認知度が高かった上位5サービスの比較表を公開している。比較されているサービス「DMM英会話」「レアジョブ英会話」「産経オンライン英会話」「QQイングリッシュ」「ラングリッチ」は、いずれもスマートフォンで利用することが可能だ。