名門F1チームであるマクラーレンのグループ企業、マクラーレン・オートモーティブは、ペブルビーチ・コンコース・デ・エレガンスに究極のサーキット専用モデル「P1 GTR」のデザインコンセプトモデルを展示すると発表した。
「P1 GTR」は、マクラーレンのフラッグシップモデルである「P1」のオーナーからのリクエストで開発されたサーキット専用モデル。「P1」は375台の限定販売であり、すでに予約で完売となっている。「P1 GTR」は、「P1」の製造完了後の2015年6月から製造開始されるが、これはルマン24時間レースにおいて、いまや伝説となっている「マクラーレン F1 GTR」の優勝から20年目を記念するタイミングとなっている。
「P1 GTR」はサーキット走行のためのフルサポート、たとえばドライビングイベント、トレーニング、車両サポートを含む包括的なプログラムとともに、「P1」オーナーを対象に案内されるという。マクラーレンが過去50年にわたり、モータースポーツで頂点を極めた知識にもとづき開発された「P1 GTR」。そのプログラムの参加者には、「F1」における開発とトレーニングを支援してきたテクノロジー、リソース、経験に触れるまたとない機会を得ることになる。
「P1 GTR」は、「P1」とはまったく異なるエクステリアデザインを採用することがアナウンスされていたが、そのデザインコンセプトがペブルビーチ・コンコース・デ・エレガンスで世界初公開される。展示は8月15日から。