ウェザーニューズはこのほど、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内のウェザーリポーター計6万9,317人を対象に、花火大会に関する調査を実施した。
浴衣の着用率は1割未満に
「花火大会を何回観に行くか」と聞いたところ(有効回答者数は1万2,151人)、全国平均では0.9回となり、平均すると花火大会に1人1回も行っていないという結果となった。最も回数が多い都道府県は鹿児島県(1.6回)で、43位の愛知県(0.8回)や44位の東京都(0.8回)、45位の大阪府(0.7回)など、大きな都市があるエリアでは花火大会に出かける人は平均より少なかった。
「花火を観にどこまで出かけるか」とたずねたところ(有効回答者数は1万1,520人)、「近所」(62%)と答えた人が最も多く、「県内」(24%)、「隣県」(11%)、「遠出」(3%)が後に続いた。8割を超える人が、「近所」か「県内」という近場で花火大会を楽しんでいることが分かった。
「花火大会で浴衣を着るか」という質問には(有効回答者数は1万1,662人)、「着る」と答えた人は全体で8%で、女性では11%、男性では4%だった。年齢別に見ると、浴衣の着用率が最も高いのは20代で、約2割の人が花火大会で浴衣を着ていることが分かった。浴衣を着ない理由としては、「浴衣を持っていない」「人ごみの中、浴衣で歩くのが大変そうだから」といった声が目立った。
「花火大会で困ること」をたずねたところ(有効回答者数は1万2,406人)、最も多く挙げられたのは「混雑」(46%)で、次いで「天気」(23%)となった。エリア別に見ると、山が多く夕立が発生しやすいという甲信地方だけは、「天気」という回答が「混雑」を上回った。