ネオマーケティングは、関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住の小学校6年生・中学3年生の子どもを持つ保護者600人を対象に「小6&中3受験生を持つ親の意識調査」を実施した。調査期間は7月3日~7日。
現在検討が行なわれている大学入試改革について小学6年生の男女の保護者に尋ねたところ、「知っているし内容も理解している」、「詳細はわからないが、知っている」、「聞いたことはある」と62.0%が回答した。現在の小学6年生が大学受験を行う年齢に達する時期がちょうど大学入試改革の時期に当たることから、関心が高くなっていることがうかがえる。
大学入試改革を知っている、または聞いたことはあると回答した小6の保護者に、同改革を考慮して受験校を検討しているか聞くと、39.3%が「検討している」「少し検討している」と回答した。大学入試改革が今後の中学入試に大きく影響してくると考えられる。
将来的に子どもをいつの時期から次の受験に専念させようと考えているかを聞いたところ、最も多かったのは「2年生になってから」で41.8%、次いで「3年生になってから」が26.7%、「1年生から」が19.5%という結果となった。子どもにとっては受験が終わっても、1年休むとまた次の受験が待っていることが多いようだ。
子どもの学習支援の状況について尋ねたところ、全体で72.5%が学習塾を利用していると回答した。学習支援をしていない人は、小6で4.7%、中3で12.7%で、小学6年生のほうが学校以外での学習に取り組んでいる。学校の学費を引いた教育費は年間どのくらいか金額を尋ねたところ、「5万円~10万円未満」と「50万円以上」という二極化の傾向が見られた。