JVCケンウッドは7月29日、テレビ用ワイヤレスピーカー「SP-A850」を発表した。発売は8月下旬で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は19,000円前後(税別)。
2.4GHz帯のデジタルワイヤレス方式を採用し、最大で約30m離れたテレビからの音声を手元で聴けるようにするスピーカー。送信機側をテレビにつなぎ、スピーカー部を手元に置いて使用する。なお、スピーカー部はIPX2相当の生活防水仕様となっており、キッチンなどで使用することも可能だ。
音声面での機能としては、ニュースやドラマなどで人物の声を聴き取りやすくする「はっきり音声」機能を備えるほか、入力信号を約8倍に増幅して大きな音量にする「パワフル音量」機能を新たに搭載する。
スピーカー部は内蔵のリチウムポリマー充電池で動作し、充電は送信機の上に置くことで行う。フル充電時の電池持続時間は約20時間だ(5mW×2での出力時)。電池残量がひと目で分かる「充電残量4段階表示」機能を搭載。「ツインオートパワーセーブ」機能を備え、一定時間音声入力がない状態が続くと送信機側とスピーカー側の電源が自動でオフになる。
スピーカーは40mm口径×2基、実用最大出力は1W×2(JEITA)となっており、スピーカー側にはヘッドホン出力(ステレオミニ)が備えられている。送信機にはテレビとの接続用に3.5mmステレオミニプラグを使用。サイズはスピーカーがW189×D71×H132mm、送信機がW186×D74×H34mm、質量はスピーカーが約453g(内蔵充電池含む)、送信機が約153g(コード含む)だ。