アイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮が、宮藤官九郎が脚本を手掛ける10月期ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系 毎週日曜21:00~)で主演を務めることが29日、明らかになった。

『ごめんね青春!』は、大ヒットしたNHK朝ドラ『あまちゃん』後初となる宮藤官九郎脚本による連続ドラマ。宮藤初の学園ドラマで、「男子校と女子高が合併して共学になる」というストーリーになっている。主演は、『流星の絆』(2008年10月期)以来6年ぶりのクドカン作品出演となる錦戸亮。共演には、女優の満島ひかりが決定した。

錦戸が演じるのは、静岡県にある仏教系男子校の男性教師・原平助。彼は、14年前に起こった不幸な事故以来、責任を感じ、地元そして母校にとらわれて生きていた。そしてある時、彼の務める男子校と、同じ地域にある女子高が来年から合併することになり、合併前の男女合同文化祭の開催が決定。彼は、文化祭の成功という目標に向かって全力を注ぐ。

錦戸は「クドカンワールドが炸裂するドラマになるよう汗をかいて作品を作っていければと思います。月曜日の活力になるドラマになるよう頑張ります!」と気合十分。満島も「青春コメディ楽しみです。可能性いっぱいの生徒たちと面白渋い大人たちと、たくさん笑ってもらえるようにドーンとやってみます。目指せ、コメディエンヌ!」と意気込んでいる。

そして宮藤は「いじめも体罰も学級崩壊もなく、ただ漫然と1クールを描き切る」ことを自分に課しているそうで、「せめてドラマの中の学校ぐらいは、平和で楽しく、にぎやかでも良いんじゃないか」とコメント。また、男子校出身の宮藤は、在学中に女子高との合併のうわさがあったが、卒業後に合併となり、悔しいようなうらやましいような思いをしたと言い、「現実では体験できなかった男女共学幻想をドラマの中で再現したくなりました」と語っている。