レノボ・ジャパンは29日、中・大規模企業向けのメインストリームデスクトップPC「ThinkCentre M79 Small」ならびに「同M79 Mini-Tower」を発表した。コストパフォーマンスに優れるAMD製APUを搭載するほか、セキュリティや省電力機能も充実している。法人向けに本日より発売。価格はカスタマイズ構成による。

「ThinkCentre M79 Small」 ※モニタはオプション

「ThinkCentre M79 Mini-Tower」 ※モニタはオプション

最新のAMD製APUを搭載できる法人向けデスクトップ。APUはKaveri(開発コード名)および、Richland(開発コード名)世代のモデルから選べる。オプションでDisplayPortを追加搭載すれば、最大トリプルモニタの環境も構築でき、マルチモニタを積極的にサポートする製品でもあるという。

セキュリティ面では、クライアント管理技術などの標準化仕様「DASH」に対応し、システムをリモートから管理、起動、監査、更新できる。BIOSレベルでUSBデバイスをブロックするSmart USB機能も利用可能だ。省電力設計も特徴で、ENERGY STAR、EPEAT Gold、UL Environment Gold認証の取得のほか、省電力設定のソフトウェアツール「Desktop Power Manager」を標準で備えている。

M79 SmallとM79 Mini-Towerの主な違いはきょう体サイズと拡張性で、前者のきょう体サイズはW99×D382×H335mm、後者はW160×D422×H388mm。

構成/価格例として、M79 Smallの「10CT0001JP」(製品型番)は、CPUがAMD A4-6300B(3.7GHz)、チップセットがAMD A78、メモリが4GB PC3-12800(4GB×1)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVD-ROM、OSがWindows 7 Professional 32bit SP1、マウスとキーボードが付属し、直販価格で税別86,000円。