キヤノンは7月29日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX400 IS」を発表した。発売は8月7日で、価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの直販価格は24,800円(税別)となっている。

「PowerShot SX400 IS」

質量約313gの軽量ボディに光学30倍の高倍率ズームレンズを搭載する新モデル。解像感を保ったままデジタルズームを行う「プログレッシブファインズーム」を使用すれば、最大で約60倍相当まで高解像のままでズームが可能だ。グリップ部は手になじみやすい曲面となっているためホールド性が高く、望遠撮影でも手ブレが生じにくい。また、マクロ撮影、流し撮り、三脚使用など撮影状況に応じて最適な補正効果が得られるレンズシフト式手ブレ補正「マルチシーンIS」を搭載する。

そのほか、画像処理エンジンに「DIGIC4+」、32種類の撮影シーンを判別して最適な設定を自動で行う「こだわりオート」などを搭載する。

主な仕様は撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離24~720mm(35mmフィルム換算時)の光学30倍ズーム、開放F値がF3.4~F5.8、対応感度がISO100~ISO1600となっている。

背面のモニターは約23万ドット・3型の液晶方式で、動画の記録形式がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)、動画の記録画素数は最大1,280×720ドット/25fps、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。バッテリーはリチウムイオン充電池。

サイズはW104.4×D80.1×H69.1mm、質量は約313g(バッテリーとメモリーカードを含む)だ。