お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が、映画『新選組オブ・ザ・デッド』(2015年春公開)で主演を務めることが28日、明らかになった。日村が長編映画で主演を務めるのは今回が初となる。
日村が演じるのは、新選組隊士・屑山下衆太郎で、史実では存在しないオリジナルのキャラクター。"新選組"という看板にあやかり好き勝手な生活を送るという性格は、まさに名前の"下衆太郎"のとおり。「幕末、京都に突如としてゾンビが現れた」という設定で、「ゾンビVS新選組」のバトルロワイヤルが繰り広げられる。
男装の美少年隊士で棒術使いのヒロイン・火藤純(かとうじゅん)を演じるのは、太極拳世界チャンピオンの山本千尋。そのほか、企画演劇集団ボクラ団義で活躍する竹石吾朗、グラビアアイドルの水樹たま、北海道出身のロックバンドTHE TON-UP MOTORSの上杉周大、お笑い芸人のチャド・マレーンらバラエティ豊かなキャストが集結し、監督と脚本に加え坂本龍馬役を渡辺一志が演じる。
主演を務める日村は、本作について「新選組を題材にしていると思いきや、これまでの時代劇とは違って、『ゾンビ時代劇』と言う新しいジャンルです」と説明。「芝居と言うよりは、大掛かりなコントをした気分でした」と振り返り、「新選組隊士である、この映画のオリジナルキャラクター屑山下衆太郎を演じた僕がゾンビになるんです。これは是非見ていただきたいです」とアピールしていた。
(C)「新選組オブ・ザ・デッド」製作委員会