熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

7月21日(祝)

「後藤真希が結婚へ。相手は年下のラテン系細マッチョ」【ミヤネ】

デビューから15年。母の死、弟の逮捕などの悲劇を乗り越え、ゴマキが選んだのは、地元の一般人男性だった。相手はかつて「年下でも意外といけます」「28歳くらいまでには結婚したいと思っていて」と語っていた通り、3歳年下で地元の後輩。さらに、5~6年前につき合っていた元カレで、復縁のきっかけは「芸能活動休止中に支えてもらったから」という。井上公造いわく、「ラテン系で細マッチョ」の男性らしい。

ゴマキは2011年の活動休止から今年6月に活動再開をしたばかりだったが、いきなり結婚。今後の活動コンセプトは、「ミセス・ゴマキ」であることはいうまでもないだろう。

「矢口真里が10月に芸能界復帰か。3つの宿題とは?」【ミヤネ】

中村昌也との離婚から1年余り。原因となった梅田賢三とのデート姿がたびたび目撃されていたが……現在は一緒に暮らし、二人の左手薬指には指輪が光っているという。さらに、矢口の関係者がテレビ局へのあいさつ回りや、芸能界の恩人たちに相談するなど、復帰のタイミングをはかっているとのこと。どうやら番組改編期である10月復帰が有力らしい。

ここで井上公造が、「矢口さんに対して事務所が復帰への宿題を出しています。それはイジられる覚悟を持つこと、具体的な人生設計を示すこと、再婚は自立した相手と、の3点」とコメント。梅田はモデルではない仕事に就いているようで、再婚に向けた問題はないようにも見えるが……いまだ矢口はコメントを出していない。

「氷室京介が雷と骨折を押して熱唱! 引退ライブは持ち越し」【ノンストップ】
13日に行われたライブで、「19・20日の横浜スタジアム公演を最後に引退」と宣言していた氷室。その真相を「年のせいもあって7年前くらいから右耳の調子が悪い」「ライブでの聞き耳は左なのでそれでやってたけど、左側の耳がどこかのトーンだけが聞こえなくなった」「人に寿命があるように、オレのミュージシャンとしての寿命なのかな」と明かした。ただ、弱い姿だけで終わらないのがヒムロック。「長い間こうして支えてくれて、氷室京介はお前らが作ってくれた存在、お前らが作った氷室京介。オレは今のコンディションでできることをしっかりやる!」と叫んだ。

そして迎えた最終日は、落雷の影響でライブが1時間中断するというアクシデントが発生。さらに、前日のリハーサルで胸を骨折していたことを明かしながらも、アンコールでは「命がけで歌いたい」と宣言してソロデビュー曲『ANGEL』を熱唱した。ただ、納得のいかない氷室は、「このリベンジをどこかで必ず」という言葉を残し、ステージをあとに……。

かつて、カゼをひいたまま挑んだ公演のあとに"無料のやり直しコンサート"を開催したという伝説もある氷室。必ずパワフルなラストライブを見せてくれるだろう。

「KEIKOの近況を夫・小室哲哉が報告。復帰宣言は?」【ミヤネ】

2011年10月にくも膜下出血で倒れたKEIKO。その後、ときどき療養生活の様子が伝わってきていたが、再び小室哲哉がツイッターで経過報告した。「桂子さんはいま、お母さんを含む女性4人と僕と明るく日々を過ごしています」「今のところ2年以上たっているので脳梗塞の危険性はかなり減っているそうです。どこか麻痺などしていないだけでも良しとしないといけないそうです」とコメント。復帰はともかく、心配な事態にはなっていないのは何よりだ。さらに、「最近、桂子さんのリクエストでアワビを食べに行ったときですね」と書き込み、元気そうなKEIKOの顔写真もアップした。動画が見られるのはいつになるのか……。

7月22日(火)

「17歳アイドルへGPSつきのプレゼント。卑劣な行為に涙」【スッキリ】
秋葉原で活動中のアイドルユニット・仮面女子。奇抜なコンセプトとコアなファンの多さで知られているが、今月19日「メンバーに贈られたプレゼントのぬいぐるみにGPSが仕込まれていた」という。

日ごろ所属事務所のスタッフは、全てのプレゼントをチェックしているようで、約30㎝のぬいぐるみに固い物を見つけたらしい。プロデューサーのせいじ氏は、「このGPSは本来ならば、探偵などが車の裏に取りつけるもの。メンバーのことが好きなあまり、自宅を突き止めたかったとしか考えらえない」と冷静にコメントした。

一方、ぬいぐるみを贈られた仮面女子の伊藤みうは、「まだ高校3年で実家暮らしなので、もしGPSが入っていて、家に置いていたら家が分かってしまうので、考えると怖くて恐ろしくて……」「この前AKBさんの握手会での事件があったときに、親戚から電話がかかってきて『これでもアイドルを続けるのか』とすごく言われたけど、絶対やめたくない。(今回の件で)心配かけちゃうんじゃないかと思うと、お母さんに申し訳ない」と涙をこらえながらも気丈に話した。彼女は今回のような出演ではなく、歌やトークを見せたいと思っているだろう。この事件を受けて、事務所はプレゼントのルールを改正。ぬいぐるみは禁止するという。

7月23日(水)

「世界一モテる男、クリロナがフラれた過去を自白」【ノンストップ】

「今、世界一モテると言われている」のは俳優やアーティストではなく、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド。顔、体、お金の全てを持つだけに、これまで29人もの美女との熱愛報道があり、現在の恋人も超美人として知られている。

番組は来日したクリロナに独占インタビューを敢行。いきなり「フラれたことはある?」と話を振られた、クリロナは「もちろん何回もあるよ」とニッコリ。やんちゃなイメージで見られているがいい人のようだ。さらに、「手の届かない女性とつき合うために男は頑張るんだ。フラれることは成長の一部分。大切なのは自信を持つこと。男は顔や肉体などの見た目ではない」と熱く語った。

次に、女性を口説くときの言葉を尋ねられると、「全世界の人に知られてしまうよ。恋の戦略は僕だけのものにしておかないと」と苦笑い。「恋人はいるけど、あまり話せないね」とも話していたが、まだまだ世界中の美女と浮き名を流すつもりか。

さらに、「腹筋を毎日3000回やっている」という噂は否定。ただ、「腹筋は常にやっているよ。肉体は僕の武器だと思っているから」と自信たっぷり。インタビュー後に、「内容は問題なかった? 時間大丈夫だった?」と聞くようなジェントルマンのようで、最後はノンストップポーズにも快く応じていた。やはりモテる男には理由がある。

「綾瀬はるかが"30歳の処女"役に挑戦。共感できるか?」【PON!】

10月スタートの連ドラ『きょうは会社休みます。』で、30歳で恋愛経験のない処女を演じることになった綾瀬。

演じるのは、恋愛経験がないまま30歳の誕生日を迎えた地味なOL。9歳年下のアルバイト大学生との交際で処女を卒業し、食品関連商社のCEOからもいきなりプロポーズされるという展開になるらしい。

"地味なOL"役で思い出すのは、"干物女"の恋を描いた綾瀬の出世作『ホタルノヒカリ』。「初めての恋に戸惑い、不安になり、不器用ながらも、努力して幸せをつかもうとする」姿は、当時のキャラを思い出させる。ただ、今や大河女優にもなった超人気女優の綾瀬がモテない役で女性の共感を集められるのか。相手役の人選を含め、どちらにしても注目を集めそうだ。

7月24日(木)

「辻仁成の再出発"自腹"全国ツアーに独占密着」【ノンストップ】

23日の福島公演から、辻のソロライブ全国ツアーがはじまった。ただ異例なのは、このツアーが辻の自腹ということ。「レコード会社からいろいろあった騒動を受けて、『ちょっとイメージがよくなくなったので、ツアーキャンセルした方がいいんじゃないか』と言われて、すごいショックでした。でもチケットを発売したあとだったし、プライベートのことがあったからと言ってキャンセルするわけにはいかない」と真相を明かす。

ツアーにはマネージャーも同行してもらえず、たった1人で回っているらしい。荷物は全て1本のギターケースに詰め込んでいるが、そのケースは補修跡が見えるほどボロボロで、辻は「あまり撮らないでください」と苦笑い。会場代は売り上げに対しての歩合制で、宿泊・移動代は完全に自腹。「ディスカウントホテルを自分で取っているし、ツアー行程表も初めて自分で作っている」という。楽屋でも1人きりで、自分のマイクを忘れて帰らないように「マイク、忘れるな」の紙が貼られていた。

この日のライブは入場料3000円で観客は50人。全16曲をギター1本で歌い切った。終了後の辻はボロボロになった指を見せて、「ピックを使わないのでライブは命がけ。毎回そうなんですよ。応援してください」とやや疲れた顔で笑う。

親権を得た息子については、「あと1年で中学生なので舞台を見せて『オヤジすごいじゃん』と言わせたい。ツアーの合間を縫って一緒にいますし、食事も作っています。朝昼晩作るのは普通だし、僕が作るのは全部好き。スパゲティとか……野菜を食べないのが悩みの種」と話した。

密着取材中、辻は終始「一人で回ることで初心に戻れる。大変なことを背負っていた方が気楽」「日和らない、ひるまない、くじけないを三原則にしています」「余計なことは言わないで口を閉ざして嵐に耐えて。『自分の意志を通す』って生き方ですかね」と力強い言葉を連発。一時は「中性的なオヤジ」でイメージが悪化したが、等身大の自分を貫くことで見事にV字回復している。

「『おバカ』の川栄李奈が事件を乗り越え、資格試験に合格!」【PON!】

「AKB48で最もおバカ」の立ち位置である川栄が、ユーキャンのCMで挑戦した資格試験の結果が出たという。今月9日に薬膳コーディネーターの資格を受験し、出演中のラジオ番組内で結果が発表された。

合否が書かれた封筒を開けた川栄は、「……キャー、受かりました!」と大喜び。難易度は低いようだが、それでも人生初の賞状はうれしかったようで、「私、頭良くなったと思う。もうバカって言うな」と笑いを呼んでいた。川栄は年明けから勉強をはじめていたが、握手会襲撃事件で負傷し、一時は企画中止のピンチに見舞われただけに喜びもひとしおだろう。川栄の合格は、調剤事務管理士に挑戦した横山由依に続く第2弾だった。もし第3弾があるのなら、次は「秀才」と言われる入山杏奈が難易度の高い資格に挑んではどうか。

7月25日(金)

「E-girlsが初の武道館ライブ。まる子も登場!」【PON!】

全国ツアー中のE-girlsが初の日本武道館ライブを行い、約2時間30分で26曲を熱唱。1万2000人もの観客を熱狂させた。さまざまな演出の中で目立っていたのは、約20台を使ったレーザーと、その光に反射しまくっていたミラードレス。ファンが取り囲む円形ステージだけに、まぶしい輝きを放っていた。さらに、アニメ『ちびまる子ちゃん』にちなんだ企画も大盛り上がり。オープニング曲の『おどるポンポコリン』を歌っているため、着ぐるみのキャラクター6体が登場したらしい。

デビューから約2年半。初の全国ツアーで、武道館公演を実現させてしまうのだから、その勢いはすさまじいものがある。昨年末の紅白歌合戦では、「なぜ?」「ゴリ押し」の声も大きかったが、自らのパフォーマンスでそれを払しょくした。

「新たなアイドルプロジェクトが始動。仕掛け人はアノ人!」【スッキリ】

『借金返済アイドル』というあやしいコンセプトのオーディション発表会が行われた。「借金は夢で返せ!」を合言葉に、借金を抱える18~35歳までの女性を全国から集めるらしい。一見するとイロモノっぽいのだが、「秋までにメンバーを固めて、年内にはポニーキャニオンからのメジャーデビューする」というから意外にスゴイのかも。

ゼネラルマネジャーを大久保佳代子、総監督をマッコイ斉藤が務めるようだが、かつて恵比寿マスカッツの活動に絡んできたコンビだけに、何かとやらかしてくれそう。ちなみに、企画の背景は、「女の子は借金を返しながらかわいくなる」から。それだけに「人妻でもOK」とのこと。「懸命の活動で稼いだお金で借金を完済し、涙を流す」いかにもテレビ的なプロジェクトだ。


梅雨明け後、あまりに暑いせいで今週のワイドショーは、「日本列島猛暑リレー」と「海&プール、かき氷&花火の夏っぽい企画」ばかり。なかでも「逗子海水浴場が『日本一厳しい規制』で客が激減」は、ほとんどの番組が特集していた。

市が飲酒、音楽、夜間営業の全てを禁止したことについて、最もはっきりコメントしていたのは、『スッキリ』のテリー伊藤。「一昨年、昨年ひどかったですよ。ダメなときの歌舞伎町みたいだったから、僕が行っても怖かった。(今回の規制で)『これなら逗子に行こう』という人も出るだろうし、ディズニーランドも最初、お弁当持ち込み禁止にしたときすごく文句を言われた」と断言。いいことを言っているように見えるが、「テリーさん、2年連続で逗子に行ったの?(しかも夜に)」と思わずツッコんでしまった。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。