MMD研究所は7月24日、2014年上半期のスマートフォンアプリ/コンテンツに関する調査結果を発表した。同調査によると、SNS/コミュニケーションサービスではLINE、Facebook、Twitterの利用者が多く、それぞれ異なる目的に利用されているという。
同調査はスマートフォンを所有する20歳以上の男女565人を対象に実施したもの。期間は2014年7月9日から7月10日まで。結果は次の通り。
「現在利用している」との回答が多かったSNS/コミュニケーションサービスは、「LINE」(61.1%)で、続いて「Facebook」(46.2%)、「Twitter」(35.9%)、「Google+」(19.6%)、「mixi」(16.5%)だった。過去に利用したことがあるサービスでは、「mixi」(21.6%)が最も多く、次いで「Google+」(13.6%)だった。
このほか、LINE、Twitter、Facebookの利用経験者(465人)を対象に各サービスの利用目的についても質問。LINEは「連絡手段(友人)」(70.3%)が最も多く、次いで「連絡手段(家族)」(41.1%)、「雑談」(21.3%)だった。Twitterは「情報収集」(28.0%)、「連絡手段(友人)」(17.0%)、「雑談」(15.5%)の順、Facebookは「連絡手段(友人)」(32.5%)、「近況報告」(28.4%)、「情報収集」(25.6%)の順。各サービス利用目的が異なる結果だが、「連絡手段(友人)」がいずれも上位となっている。
さらに、2014年上半期に無料通話/チャットなどのコミュニケーションアプリ以外でよく利用したものについても聞いたところ、「SNS」(16.3%)、「ゲーム」(13.6%)、「動画」(9.2%)となった。2013年12月に実施した同様の調査は「SNS」(20.8%)、「ゲーム」(13.6%)、「天気」(9.8%)という結果となっており、動画アプリの利用が増えていることがわかった。また、ニュースアプリの利用については、61.9%が「利用している」と回答。利用者の78.3%が「Yahoo!ニュース」を利用していることがわかった。