JVCケンウッドは7月24日、Bluetooth対応スピーカー「AS-BT70」と「AS-BT33」を発表した。価格はいずれもオープン。AS-BT70は8月上旬発売で、推定市場価格が16,000円前後。AS-BT33は8月下旬発売で同12,000円前後(いずれも税別)。
両製品とも対応するBluetoothのバージョンは3.0で、使用できるコーデックはSBCのみ。φ3,5mmステレオミニジャックのAUDIO IN端子を備えている。
360°サウンドモードを装備した「AS-BT70」
AS-BT70の大きな特徴となっているのが、360°スピーカーとRチャンネルスピーカーを使用した「360°サウンドモード」の搭載。その際、Rチャンネルスピーカーはウーファーとして動作する。一般的なステレオ再生とは異なり、リスニングポイントを選ばず、部屋のどこにいても高品質なサウンドを楽しめる。そのほか、ワイドな音の広がりを実現する「エンハンスドステレオモードモード」も備えている。
アンプの実用最大出力は10W×2。スピーカーユニットは、LとRがφ5cmで、360°スピーカーがφ4cm。4cm×8cmのパッシブラジエーターを搭載している。
NFCに対応しており、スマートフォンやタブレットとワンタッチで接続することが可能。また、スマートフォンから操作するためのリモコンアプリ「KENWOOD Audio Control BR2」(iOS版、Android版)も用意している。
電源は、リチウムイオン充電池または付属のACアダプター。フル充電の場合約10時間の連続使用が可能だ。本体サイズはW300×D80×H143mmで、質量は約1.1kg。
3本のパッシブラジエーターを搭載した「AS-BT33」
AS-BT33は持ち運びを考慮して、コンパクトなキャビネットを採用したモデル。正面と左右側面に1本ずつ、計3本のパッシブラジエーターを装備し、豊かな低音再生を実現している。アンプの実用最大出力は2.2W×2。スピーカーユニットは、LとRがφ4cm。パッシブラジエーターは、正面が3.2cm×6.3cmで、側面がφ3.5cm。
電源はリチウムポリマー充電池またはUSBのバスパワー。フル充電の場合、約10時間の連続使用が可能だ。本体サイズはW182×D65×H62mmで、質量は約3.8kgとなっている。