一年で最も暑い「大暑」を迎え、いよいよ夏本番。さっぱりとした涼しげなものを食べたくなる季節だ。はなまるは7月29日、運営する讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」にて、「鬼おろし冷かけ」を発売する。先行試食会にて一足先に味わってきたので、その感想をお届けしよう。
トッピングは選べる4種類!
同店が発売する「鬼おろし冷かけ」は、冷たいつゆをたっぷりかけた「冷かけ」うどんに、専用の器具でダイコンを粗くおろした「鬼おろし」と花かつお、ネギを盛り付け、4種類から選べる具材をトッピングした夏の新メニューだ。
同品最大の特徴である「鬼おろし」は、"鬼の歯"のような刃を持った専用のおろし器でおろすことで、粗くふんわりと仕上げた大根おろし。トッピングの具材は、「キムチ」「なめこ」「紀州南高梅」「温玉」から1つを選べる。
まずは、テスト販売時に最も人気だったという「鬼おろし大根と紀州南高梅」からいただいてみよう。
冷たいつゆは同商品専用で、だし感の強い味わいが特徴だ。南高梅は塩気が控えめで、酸味と同時にフルーティな香りを感じられる。シャキシャキとした食感の残る「鬼おろし」と一緒に食べれば、みずみずしく清涼感あふれる味わいに。
続いて試食したのは「鬼おろし大根となめこ」。喉越しの良いなめこは、繊維質の歯ごたえが「鬼おろし」のふんわりかつシャキシャキとした食感と相まって、飽きのこない味わいとなっている。
「鬼おろし大根とキムチ」は、辛い中にもうま味があるキムチの味わいが新鮮な一品。そのまま食べるのはもちろん、「鬼おろし」と合わせて食べるのもおすすめだ。辛さがまろやかになり、風味もよりさわやかになって変化が楽しめる。
「鬼おろし大根と温玉」では、温泉玉子のまろやかな卵黄が「鬼おろし」に絡み、つゆのだし感と相まってさわやかだが濃厚な味わいに。
"ふんわり"、"シャキシャキ"という異なる食感を同時に楽しめる「鬼おろし」が、4種のトッピングによって違った表情を見せる「鬼おろし冷かけ」。清涼感と満足感をあわせ持ち、暑いときにこそ食べたい一品だった。この夏、暑気払いに試してみてはいかがだろうか。
4種の「鬼おろし冷かけ」は、麺1玉の小サイズで各400円、2玉の中サイズで各500円、3玉の大サイズで各600円となる。
※価格は全て税込