アイ・オー・データ機器は23日、DTCP+に対応したレコーディング用HDD「RECBOX HVL-ATA」シリーズを発表した。2TB / 3TB / 4TBのモデルを用意。8月上旬より発売する。価格(税別)は、2TBが34,900円、3TBが43,400円、4TBが58,300円。

「RECBOX HVL-ATA」シリーズ

DTCP+に対応し、DLPAリモートアクセスガイドラインに準拠したレコーディングHDD。録画した番組を、外出先からインターネット経由で視聴できる。録画対応機器は同社の地デジキャプチャーや地デジチューナーのほか、東芝製「レグザ」、日立製作所製「Woooo」、シャープ製「アクオス」などの液晶TV、ブルーレイディスクレコーダーなど。

H.264ハードウェアトランスコードに対応し、元の解像度を維持したまま3倍から15倍の圧縮が可能で、データサイズを減らせる。視聴デバイスの通信速度に合わせて映像サイズを変換する「Smartplaying Engine」も備え、スマートフォンなどのモバイル環境でもスムーズな映像を楽しめるという。

また、液晶TVにつないだUSB HDDに録画した番組のダビングにも対応。ダビング対応液晶TVは、東芝製「レグザ」、日立製作所製「Woooo」、シャープ製「アクオス」、パナソニック製「ビエラ」など。チャプターダビングも可能で、ほかの機器で録画されたチャプター情報付きの番組を、チャプター情報ごとダビングできる。

iPhoneなどで視聴する場合は、別売りのiOS用視聴アプリ「DiXiM Digital TV for iOS」を利用。対応スマートフォンであれば、リモート視聴アプリ「DiXiM Player」が標準搭載されている。PCで視聴する場合は、「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」を使用する。提供は無料。

ファイルサーバ機能も搭載しており、DLNA Server機能とWindowsファイルサービスに対応。対応規格はDLNA 1.5、DTCP-IP 1.4だ。同時録画 / 再生 / ダビング数は3ストリームまで。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 2.0ポート×2基。本体サイズは約W215×D183×H40mm、重量は約1.2Kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。