アイ・オー・データ機器は7月23日、ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX HVL-ATA」シリーズを発表した。発売は8月上旬。希望小売価格は、容量2TBのHVL-AT2.0Aが34,900円、3TBのHVL-AT3.0Aが43,400円、4TBのHVL-AT4.0Aが58,000円(税別)。
HVL-ATAシリーズは、DLPAリモートアクセスガイドライン対応のハイビジョンレコーディングハードディスク(HDD)。録画対応テレビやレコーダーなどで録画した番組を、ホームネットワーク経由でダビングすることができる。
HVL-ATAシリーズにダビングした番組は、宅内ではホームネットワーク経由で、宅外ではインターネット経由でストリーミング再生することができる。なお、宅内では3本まで、宅外では1本までのストリームを流すことができる。
また、「Smartplaying Engine」を搭載しており、ストリーミング配信する映像をトランスコードすることが可能。Wi-Fiやモバイル通信など、環境ごとの転送レートに合わせて、ビットレートを変換することができる。
前機種の「HVL-AT」シリーズでは、トランスコード後のビットレートは4.5Mbps、3.5Mbps、2.0Mbps、1.6Mbps、1.0Mbps、0.6Mbpsとなっていたが、HVL-ATシリーズでは、4.7Mbps、3.7Mbps、2.0Mbps、1.8Mbps、1.2Mbps、0.7Mbps、0.5Mbpsに変更。より柔軟な対応が可能となった。
本体サイズはW215×D183×H40mmで、質量は約1.2kg。消費電流は1.2Aとなっている。