タムロンは、APS-Cサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラ用望遠ズームレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 DiII PZD MACRO(Model B016)」のソニー用を8月2日に発売すると発表した。希望小売価格は87,000円となっている。

「16-300mm F/3.5-6.3 DiII PZD MACRO(Model B016)」

2014年2月に発表された望遠ズームレンズで、広角側16mmから望遠側300mmという広い焦点距離をカバーする。キヤノン用とニコン用は4月に発売されていたが、ソニー用の発売日が今回決定されたもの。12群16枚のレンズ構成のうち、ガラスモールド非球面レンズが3枚、複合非球面レンズが1枚、LDレンズが2枚、XRガラスが1枚、UXRガラスが1枚が使用されるほか、5群移動ズームなど最新の光学技術により、高倍率ながら小型の設計がなされている。また、超音波モータ「PZD(Piezo Drive)」により、高速かつ静音でのAFを実現。

主な仕様は、焦点距離が16-300mm(35mm判換算24.8-465mm)、明るさがF/3.5-6.3、画角が82度12分~5度20分、最小絞りがF22~40。レンズ構成は12群16枚、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、最短撮影距離は0.39m、最大撮影倍率は1/2.9。フィルター径は67mm。本体サイズは最大径が約75mm、長さが101.5mm、重量は540g。花形フードが付属する。