京王電鉄は26日、「鉄道コレクション 京王帝都電鉄5000系4両セット」を限定発売する。
5000系は、1963年8月の1500V昇圧時にデビューし、京王線の主力として活躍した車両。5701編成から5706編成までの4両編成6本は、5707編成以降と比べて車体幅が100mm狭いという特徴を持つ。当時はグリーン一色だった車両の中で、アイボリーの車体にエンジ色の帯を入れた斬新さが評価され、「ローレル賞」を受賞した。1996年に営業運転を終了している。
今回発売される「鉄道コレクション 京王帝都電鉄5000系4両セット」は、編成中3種類の台車(TS-320・KH-39・NA-312T)を作り分けているほか、中間車の床下機器を再現し、前頭部のライトレンズをクリアパーツ化するなど、細部も忠実に再現。5000系登場時の旧社名「京王帝都電鉄」と旧社紋も再現した。価格は1セット6,000円(税込)。多摩動物公園駅下車すぐの京王れーるランドにて、6,000セットを限定販売する。その他の場所での販売や通信販売などは行わず、売切れ次第終了となる。