天満音楽祭実行委員会はこのほど、大阪環状線初の音楽列車「TEN-ON ぐるKAN LIVE」の観覧者募集を開始した。

「TEN-ON ぐるKAN LIVE」シンボルマーク

音楽列車「TEN-ON ぐるKAN LIVE」は、今年で15年目を迎える天満音楽祭とJR西日本の「大阪環状線改造プロジェクト」のコラボレーション企画。天満音楽祭は、さまざまなバンドが大阪市の天満地区一帯で演奏を繰り広げる音楽イベントで、昨年は300組以上が参加したという。

音楽列車は、天満音楽祭(10月5日)の1週間前にあたる9月28日午後、ライブ専用貸切列車として1回限り運行。大阪環状線ラッピング列車「OSAKA POWER LOOP」(103系8両編成)が使用され、大阪駅を14時30分頃に発車。大阪環状線を外回り(時計回り)で1周した後、天満駅まで運行する(所要時間約45分)。列車には、ポップス、ゴスペル、スチールパン、ボサノヴァ、タンゴなどさまざまなジャンルのバンド・団体10組が乗車。8両編成のうち5両で2組ずつが演奏を行うという。

車内ライブ観覧希望者は、往復はがきにて8月8日(必着)までに日本旅行大阪法人営業支店宛に申し込む必要がある。参加費は、貸切列車運賃とライブ観覧料込みで1人1,000円。定員180名のため、応募多数の場合は抽選となる。