JR西日本はこのほど、昨年7月の集中豪雨の影響で運転見合せとなっている2区間について、山陰本線須佐~奈古間は8月10日から、山口線地福~津和野間は8月23日からそれぞれ運転を再開すると発表した。両区間とも当日始発列車から通常運転に戻る。
運転再開にともない、災害発生以来運行を継続してきた代行バスは、各区間の運転再開前日をもって運転終了となる。運転再開後の列車の本数は、両区間とも災害前と同じ。山口線地福~津和野間で「スーパーおき3号」など3本の列車の時刻を10~25分程度変更するのを除き、運転時刻も災害前とほぼ変わらない。
なお、山口線で7月5日から運行開始した「SLやまぐち号」「DLやまぐち号」については、蒸気機関車C57形1号機に不具合が発生したため、7月19日から当分の間、ディーゼル機関車(DD51)でレトロ客車(5両)をけん引する快速「やまぐち号」として運転することに。全線復旧までは新山口駅~地福間で運転し、全線復旧の8月23日以降は新山口~津和野間で運転する予定は変わらない。「SLやまぐち号」の運転再開については決まり次第、発表するとのこと。
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