リクルートマーケティングは17日、「進学ブランド力調査2014」の結果を発表した。同調査は4月7日~30日の期間、関東エリア・東海エリア・関西エリアの高校3年生を対象に実施されたもので、集計対象者数は9,271名。

明大を志願したい高校生は7~8人に1人

2014年の進学ブランド力調査結果は?

各エリアの高校生に「志願したい大学」を聞いたところ、関東エリアは1位「明治大学」、2位「早稲田大学」、3位「青山学院大学」で、上位3位の順位は2013年と同じであった。明治大学は志願度が13.1%で関東エリアの高校3年生の7~8人に1人が「志願したい」と考えているという結果になった。

東海エリアは、1位「名城大学」、2位「名古屋大学」、3位「中京大学」で、名城大学が6年ぶりに1位となった。

関西エリアは、1位「関西大学」、2位「近畿大学」、3位「関西学院大学」で、昨年から上位3位の順位に変動はなかった。

大学の認知度、東海エリアでは他地方の大学もランクイン

続いて「知っている大学ランキング」についても調査。関東エリアは早稲田大学が昨年同様1位となった。上位20校はすべて関東エリアの大学であった。

東海エリアでは、「中京大学」と「名古屋大学」が同率1位。上位20校の中には、「早稲田大学」や「立命館大学」など関東・関西エリアの大学が10校ランクインしている。

関西エリアでは、「関西大学」が昨年3位から順位を伸ばし1位となった。上位20校の中には、「早稲田大学」「東京大学」など関東エリアの大学が5校ランクインしている。

おしゃれな大学、1位は"鉄板"のあの大学

同調査では、大学のイメージについてもアンケートを実施。「教育方針・カリキュラムが魅力的な大学」は関東・東海エリアの1位が「東京大学」、関西エリアの1位は「京都大学」となった。「就職に有利な大学」も同様の結果となった。

「国際的なセンスが身につく大学」は、関東エリアでは「上智大学」、東海エリアでは「東京大学」、関西エリアでは「関西外国語大学」がそれぞれ1位となった。

また、「おしゃれな大学」は、関東エリアが「青山学院大学」、東海エリアが「慶応義塾大学」、関西エリアが「関西学院大学」となった。青山学院大学は東海エリア・関西エリアでも2位にランクインしている。