2014年7月17日の安川電機(6506)を皮切りに3月決算企業の2014年4~6月期の第一四半期の決算発表が始まっています。
今年は、7月31日と8月8日が決算発表の集中日となっています。今年の第一四半期決算発表は、4月からの消費税増税直後になり、消費税増税の影響が企業の決算にどのように影響があるのか、例年以上に注目度が高いようです。
個人投資家が、気をつけるべきは、自分が保有している、または買おうとしている銘柄の決算発表日を知り、会社予想や、アナリストの予想の平均値であるコンセンサス予想がどうなっているのかを、チェックすることです。
そこで便利なのが、下記の2つの無料サービスです。
日本経済新聞社の決算発表スケジュール
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/money-schedule/kessan.aspx
Yahoo!ファイナンスのIFIS株予報決算スケジュール
http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=schedule
事前にチェックしておいて、業績発表の内容と、その後の株価動向のイメージを事前に想定して置くことが大事です。
「備えあれば憂いなし」。是非、決算発表前には、保有銘柄だけでも決算発表日をチェックしておいてください。
※ 本コラムで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
執筆者プロフィール : 藤本 誠之
SBI証券投資調査部 シニアマーケットアナリスト。日本証券アナリスト協会検定会員。自称、「相場の福の神」。関西大学工学部電子工学科卒。日興證券(現SMBC日興証券)入社、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。1999年、日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍(その後、日興ビーンズ証券はマネックス証券と合併)。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月、同社を退職。のちに独立、マーケットアナリストとして活躍。2012年からマネーパートナーズのスタッフとして活動。2013年7月1日より現職。著書に 『ニュースを"半歩"先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)、『株で儲けるニュースの読み方 相場のプロが教える「先読み&裏読み」の極意』(ソフトバンククリエイティブ)、 『儲けに直結!株価チャートドリル』(成美堂出版)がある。