三陸鉄道とJR東日本盛岡支社は、三陸鉄道北リアス線とJR山田線の相互直通列車「さんりく北リアス号」を8月8~17日の期間限定で運転する。三陸鉄道車両がJR山田線を運転するのは15年ぶり、JR車両が宮古経由で三陸鉄道北リアス線を運転するのも5年ぶりとなる。

「さんりく北リアス号」イメージ。JR東日本「Kenji」車両(写真左)や、三陸鉄道のレトロ車両と普通車両による編成(同右)を使用する

「さんりく北リアス号」は全車自由席で、盛岡駅10時3分発・久慈駅14時35分着、久慈駅12時15分発・盛岡駅16時20分着の1日1往復。途中停車駅は、久慈行が盛岡・宮古・一の渡・田老・小本・島越・田野畑・普代・堀内・野田玉川・陸中野田の各駅。盛岡行は三陸鉄道内各駅と宮古駅に途中停車する。

三陸鉄道は普通車両1両の前後にレトロ車両を連結した3両編成(定員146名)、JR東日本は「Kenji」車両(3両編成・定員130名)を使用する予定。運行初日(8月8日)は、盛岡発久慈行をJR東日本車両、久慈発盛岡行を三陸鉄道車両で運転し、翌日以降は1日おきに行先と使用車両を入れ替えるとのこと。