オムロン ヘルスケアは15日、Wi-Fi通信機能を搭載した体重体組成計「HBF-253W カラダスキャン」を発表した。発売は7月25日。価格はオープンで、市場想定価格は19,800円前後だ。また、測定データを管理する無料スマートフォンアプリ「からだグラフ」iPhone版の提供も24日から開始する。

「HBF-253W カラダスキャン」

HBF-253Wは、Wi-Fi通信機能を搭載した体重体組成計。測定したデータを同社の運営する健康サポートサービス「ウェルネスリンク」に自動で転送する。また、本体に乗るだけで、誰が乗ったかを判別する自動認識機能を搭載。測定は約4秒で完了する。初回のみ機器に表示するイニシャルを登録する必要があるが、次回以降は本体に乗るだけで自動で電源がオンになる。

測定項目は体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、BMI。1回目に赤ちゃんやペットを抱いた状態で測った合計体重と、2回目に自分だけで測った体重の差から、赤ちゃんやペットの体重を50g単位で測定できる「体重引き算機能」を搭載している。

サイズはW327×D312×H30mm、重量は2.2kg。電源には単4形アルカリ乾電池×4本を使用し、交換目安は約6カ月(室温23度、1日に4回使用した場合)となっている。通信規格はIEEE 802.11b準拠の無線LAN。

「ウェルネスリンク」とスマートフォンアプリ「からだグラフ」の利用には、ドコモ・ヘルスケアの運営する「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。「からだグラフ」の対応OSは、Android 2.2以上。7月24日に提供開始するiPhone版「からだグラフ」の対応OSはiOS 6.0以上となっている。

「からだグラフ」使用イメージ(写真はAndroid版)