LGエレクトロニクス・ジャパンは7月15日、4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビとして「UB9800」「UB9500」「UB8500」の3シリーズを発表した。ラインナップは「UB9800」シリーズが65V型の「65UB9800」、「UB9500」シリーズが55V型の「55UB9500」、「UB8500」シリーズが55V型の「55UB8500」と49V型の「49UB8500」となっている。いずれも発売は7月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は65UB9800が600,000円前後、55UB9500が400,000円前後、55UB8500が300,000円前後、49UB8500が250,000円前後(税別)。

「65UB9800」

発表された4モデルのうち、ハイエンドモデルに位置付けられる65UB9800では、6ステップで緻密な解析と処理を行うLG独自の超高画質エンジン「True 4K Engine Pro」を初めて搭載。独自の液晶分子配列を採用した新開発の4K IPSパネルが、高発色、広視野角を実現した。なお、「UB9500」「UB8500」シリーズの3モデルでは、「True 4K Engine」の搭載となる。

「UB9800」「UB9500」の両シリーズでは、harman/kardonと共同開発したサウンドシステムを搭載。特に、65UB9800では、画面の左右それぞれにサラウンドスピーカー、ミッドレンジ×2+ツイーターの2ウェイ バーチカルスピーカーを、背面にウーファーを2基備える4.2chの3ウェイ・10スピーカーシステムとし、人の声をクリアに再現するほか、迫力ある重低音を実現した。

いずれもパネルはIPS、視野角は178度、バックライトはエッジ型LED、搭載するチューナー数は地上デジタル(CATVパススルー)、BS・110度CSデジタルともに2基ずつを搭載する。搭載スピーカーの出力は65UB9800が70W(10W+10W+10W+10W+15W+15W)、55UB9500が35W(10W+10W+15W)、55UB8500と49UB8500が20W(10W+20W)だ。USB接続の外付けHDDへの録画にも対応する。

接続インタフェースはHDMI端子を4系統、コンポーネントビデオ入力を1系統、光デジタル音声出力を1系統のほか、USBポート×3基、LANポート×1基を備える。4モデルともWi-Fi(無線LAN)機能を内蔵し、Wi-Fi Directにも対応。サイズ/重量は65UB9800がW156×D26.4×H88.4mm/39.9kg、55UB9500がW125.2×D26×H78.2mm/23.8kg、55UB8500がW123.3×D26×H76.6mm/21.2kg、49UB8500がW109.3×D24.2×H68.9mm/18.2kg(いずれもスタンド含む)。